ゲストを呼んで聞いてみた!Q&A     

第1回ゲスト山田工場長

”うちの社長シリーズ”ゲストを呼んで聞いてみた!Q&Aの第1回目のゲストは松内電器工業(株)の山田工場長
現場25年・管理10年の35年のベテラン工場長です。
今回は”うちの社長”に呼ばれ、終始笑顔でお答え下さいました。

それでは、スタート!

”うちの社長”
工場長から見て工場長は技術的な面ではイケてる⁉イケてない⁉
・山田工場長
問題をいっぱい起こしたので、その分レベルは上がりました。自分の中では認められるけど、世の中で言うとまだまだ。25年現場にいた分、勉強はしていない。現場の中で覚えていったのでそれが正しいのかは分からない。

と謙遜されておりましたが、


”うちの社長”
「事実として25年間自分が見てきた。作ってきた。その全てが一番の事実で大切なこと。」

とおっしゃっていました。

”うちの社長”
プレスを始めた人は「単純だな」「同じものを同じ作業で作っていく。無理だな~」と思ってしまう。単純なの⁉

・山田工場長
単純かと言ったら単純ではない。手だけ動かしてる訳ではなく目・耳も使っている。プレス加工には同じような作業で同じものが量産出来る良さがある。それが金型を使ったプレス加工の利点。

”うちの社長”
人は同じ作業を出来るの⁉

・山田工場長
よく見ると同じ作業が得意な人でも同じ作業はしていない。見ている人が単純なものの見方をしているから単純に見えるだけ。人なので気持ちの変化で朝昼夕でも違うし、材料も夏場・冬場で伸びが違う。昨日の続きでも今日は上手くいかない。同じ作業は難しい。

”うちの社長”
量産加工に対して飽きはない⁉

・山田工場長
それはない。人によって好きな工程があり、最初の工程が好き・絞りの一発目が好き・最後のまとめが好きとさまざま。好きか嫌いかで出来上がりの数が違ったり他の人との差がでる事もある。

”うちの社長”
工場長の好きなプレスは⁉

山田工場長
自動機。自動機は段取り8割と言われており、段取りに不備があると製品の不良や加工中の不具合にも繋がる。段取りには気を使う事が多いが逆にセッティングで決まる分やりがいにも繋がった。

”うちの社長”
失敗や上手くいかない時とは⁉

・山田工場長
自動機だと上手く流れない。単発だと金型を壊したなど。データとして金型を壊す件数は少ない人で年/2型。最高で年/10型。

”うちの社長”
年/10型壊すのは向いていないのでは⁉

・山田工場長
段取りが向いていない。作業自体はいい。プレスに向いていない訳ではない。

”うちの社長”
「また大変な思いをさせられる。フォローする事になる。」と思わなかった⁉

・山田工場長
そのような感情はなく「いつかちゃんと出来るようになるだろう」と思って見ていた。

と工場長の優しい人柄全開のコメントが聞けました。

最後に。

松内電器工業(株)は単純に抜き・曲げのプレスだけでなく、他社様に比べて絞り加工の多いのが特徴です。

”うちの社長”
絞り加工が多い中で良かった点は⁉

・山田工場長
色々経験が出来たことでお客様との打ち合わせや問題の相談に対応が出来る様になったことです。


~ゲストを呼んで聞いてみた!Q&A第1回目は、質問は事前に用意せずに”うちの社長”と山田工場長に自由にお話していただいてまとめてみました。次回もお楽しみに☆彡



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